中国 パナマ運河に新レーン建設計画 ニカラグア新運河に加える
【大紀元日本8月18日】中国は、国際海路の要衝とされるパナマ運河の新レーン建設に参加する意向を示している。同運河に対抗して中国主導の巨額建設計画であるニカラグア新運河も今年末に着工する予定で、中国の海洋戦略の圧力の強まりが懸念されている。
パナマ運河の管理代表で同国政府運河庁長官ホルヘ・キハーノ(Jorge L. Quijano)氏は最近、中国港湾工程有限公司(CHEC)会長の莫文賀氏と中国パナマ商業開発当局の代表らと話し合った。運河や港湾建設を専門とするCHECは中国最大級の国有企業の一つ。80カ国で計1兆円規模の事業を展開し、現在、地域本部をパナマへ移転している。
莫会長は「設計、建設、資金調達においてすべての運河計画の参加を模索している」と同社公式ホームページで発表した。
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