エボラ感染の米医師が退院 未承認薬で治療

【大紀元日本8月22日】西アフリカのリベリアでエボラ感染して米国に帰国し、隔離施設で治療を受けていたケント・ブラントリー医師(33)は21日、回復退院した。試験段階の未承認薬Zマップ(ZMapp)はエボラ出血熱患者の治療を初成功させた。米CNNなどが伝えた。

アトランタのエモリー大学医院側は記者会見で、厳格な治療過程と全面的な検査により、ブラントリー医師は完全に回復したと発表した。

ブラントリー医師は未承認薬のZマップ(Zmapp)の投与を受け、2日から同病院で治療を受けていた。もう一人のリベリアから米国に帰国した女性医療スタッフのナンシー・ライトボルさん(59)も、同様の治療を受け回復に至った。

しかし、Zマップを使用し同様の治療を受けたスペインの神父ミゲル•パハレスさんは一週間前に亡くなっている。

世界保健機関(WHO)は20日の時点で、2473人がエボラ感染し、そのうち1350人が亡くなっていると発表した。

(翻訳編集・鈴木真弓)
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