中国系米科学者 中国研究機関協力などの罪で懲役刑

【大紀元日本8月28日】中国系米科学者・黄建宇被告(音読、46歳)は米現地時間25日、連邦裁判所の公判で、政府研究機関のパソコンを中国国内に無断で持ち出したという違法行為を認めた。同被告には、米政府研究機関の研究資料を複数の中国大学に供与した疑いもある。

ロイター通信26日付の報道によると、中国生まれで米国に帰化した黄被告は、米国エネルギー省の所轄で、核兵器の開発、管理、安全保障などの分野で先進的な研究を行う、サンディア国立研究所に勤務していたが、内部規定に違反したとの理由で2012年4月に懲戒解雇された。

同年6月、黄被告は、「連邦政府の資源と設備を乱用」「中国政府研究機関に研究協力」「米捜査当局にウソの供述」など6つの容疑で逮捕された。

公判を終えた黄被告には懲役1年1日の判決が言い渡される見通しだと報じられた。

(翻訳編集・叶子)
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