普通選挙求め、台湾総統が香港民主派を支持

【大紀元日本9月3日】台湾馬英九総統(国民党主席)は2日午後、与党国民党の幹部会合(中山会報)出席の際、香港行政長官選挙をめぐって香港民主派の抗議活動支持を示した。台湾メディア・中央通訊社などが報じた。

馬総統は「民主主義と法治主義は香港の核心的価値であり、台湾の各界は香港市民が民主選挙を求める継続的行動に高い関心と支持を示している」と述べ、中国当局に「智慧を活かし、反対意見を包み込み、理性的な対話と平和的な方法をもって共通認識を図り、多数の市民からの要望に応え、香港社会の不安を解消するように」と呼びかけた。

さらに、馬総統は、民主主義と法治主義も台湾社会の核心的価値であり、長きにわたり追い求め続ける目標であるとの見解を示し、「我々は香港の情勢の進展を注視し続け、同時に香港市民が民主と法治を追求することを支持する」と強調した。

(翻訳編集・王君宜)
関連記事
米銀行大手のJPモルガン・チェース、バンク・オブ・アメリカ、シティグループの各最高経営責任者(CEO)は21日 […]
バイデン米大統領は18日、米CBSテレビのインタビューで、中国が台湾に侵攻すれば米軍が防衛すると明言した。台湾 […]
米上院外交委員会は14日、台湾への関与を強化する「台湾政策法案」(Taiwan Policy Act)を賛成1 […]
台湾の半導体大手、聯華電子(UMC)創業者の曹興誠(ロバート・ツァオ)氏(75)は1日、台湾軍と連携して活動で […]
台湾の民間シンクタンク、台湾民意基金会は16日、ナンシー・ペロシ米下院議長の台湾訪問や中国軍の軍事演習などに関 […]