物乞い老人、月収18万円 お金を数えるアルバイト雇う=北京

【大紀元日本9月22日】中国では物乞いも儲かる職業の一つである。北京で物乞いをしている70代の老人がネット上で話題になっている。この老人の風貌は、今にも風に飛ばされそうに弱々しくぱっとしないが、月収は1万元(約18万円相当)以上である。北京地元紙・北京晩報が15日報じた。

報道によると、この老人はいつも北京西駅付近で物乞いをしている。老人は非常に痩せていてみるからに弱々しい、その為、ここを通りかかる多くの乗客は心が緩くなり、老人にお金を与えているという。

老人は毎月決まった日に、大きな黒いゴミ袋を担いで郵便局に送金にくる。郵便局員の話によると、老人は毎回一万元を送金する。さらに、新年や祝日など乗客が多くなる時期には、送金額は2、3万元にも増える。

老人が送金するために持ってきた小銭は、非常に細かく量が多いため、毎回大量の小銭を郵便局の床に広げて数えている。大変な労力を費やす仕事なので、老人はお金を一緒に数えてくれるアルバイトを100元で度々雇っている。

老人の話によると、自分が長年北京で物乞いをして稼いだお金で故郷に新居を建てたという。そして現在、自分が稼いだお金で3人の孫を大学に行かせている。その為、休む訳にはいかず、毎日物乞いに行かなければならないと話している。

(翻訳編集・鈴木真弓)
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