新学期、生徒たちへの厳しい軍事訓練 死亡例も

【大紀元日本9月25日】中国全土の中学、高校、大学では秋の新学期に、厳しい短期軍事訓練が導入されている。名目は、学生や生徒たちの忍耐力を高め、共産党への忠誠を固持させるためだ。厳しい訓練を受けるなか、生徒が死亡した例も伝えられている。

「男子は頭を3ミリメートル以下に短く剃らなければならず、違反すれば水溜めに座らされた」――軍事訓練を受けた大学一年生は国営メディア華商報の取材に答えた。陝西省西安では、新大学生が降りしきる雨の中、軍服を着て行進の訓練を受けた、と写真付きで報じた。

小雨になると、学生たちは傘なしで行進を続けたという。隊列が乱れれば水溜めに座らされ、また再開し、乱れればまた座る。何十回と繰り返される訓練。軍の指導員は女子学生に対して、男子が罰せられる侮辱的な姿を注視するよう命じた。

▶ 続きを読む
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。