米無人偵察機、アジア太平洋地域で初の配備

【大紀元日本9月29日】在日米軍の機関紙、星条旗新聞(Stars and Stripes)は23日、ノースロップ・グラマン社の「ファイアスカウト」プロジェクトマネージャ・Tom Twomey氏の話を引用し、無人偵察ヘリコプターMQ-8B4機搭載可能な米海軍フリーダム級沿海域戦闘艦フォート・ワース号(USS Fort Worth)が今年末までに米国を離れ、太平洋戦域に配備される予定があると伝えた。

米戦略国際問題研究所(Center for Strategic and International Studies, CSIS)のアナリスト、ラルフ・コッサ(Ralph Cossa)氏は、米国が2020年までに、太平洋に配備する海軍艦船の割合を60%に引き上げる戦略方針を打ち出したため、この分野における軍事偵察能力が非常に重要であると述べ、その中でヘリコプター型の無人偵察機が新型の無線操縦装置として情報収集などに大活躍し、この地域に最優先で配備されるだろうとの見方を示した。

今年8月に中国軍の戦闘機が米海軍の哨戒機P-8に異常接近したのを受け、米国当局が対抗措置として警戒を強めるとみられる。

(翻訳編集・王君宜)
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