米国内でエボラ出血熱初感染例 重症で隔離中

【大紀元日本10月1日】米疾病対策センター(CDC)は9月30日、アメリカでエボラ出血熱の初の感染例を確認したと発表した。

CDCによると、リベリアに滞在していた男性は9月20日テキサス州に到着し、24日に感染症状が出始め、26日に病院で診察を受け、2日後に入院した。現在は隔離中で重症である。

米当局は医療専門家チームをテキサス州に派遣し、男性と接触した人の特定など感染拡大防止に取り組んでいる。

航空機搭乗4日後に感染症状が現れたという男性。「空気感染ではなく、体液接触で感染することや、発症前に拡大しないことから、同じ旅客機の搭乗者の感染リスクは低い」とCDCはみている。

アメリカでは、リベリアで感染症支援活動に携わる米国人医師ら3人が感染し、米国内に緊急搬送し治療で完治した例があったが、国内で診断されたのは初めて。男性の国籍など詳細は明らかにされていない。

今年2月から西アフリカのリベリア、シエラレオネ、ギニアで蔓延しているエボラ出血熱。世界保健機関(WHO)の発表では、9月23日時点で累計感染者数は6574人、そのうち死者は3091人。

(翻訳編集・叶子)
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