エボラ出血熱 米国内初の感染者

【大紀元日本10月13日】米テキサス州ダラスのテキサス健康プレスビテリアン病院で、エボラ出血熱のリベリア人男性患者を治療した女性職員が10日(現地時間)、エボラ出血熱に感染したことが判明した。アメリカ国内での初の感染例となる。

アメリカの疾病対策センターによると、女性職員は西アフリカのリベリアからアメリカに入国し、エボラ出血熱を発症した同男性患者(現地時間8日死亡)の治療にあたっていた数十人の医療関係者の一人。10日に低熱などの症状が現われ、90分後に隔離された。関係者全員も隔離され検査を受けているという。

同病院責任者の説明では、女性職員は男性患者と接触する際に、完全な防護服を着用していたため、現時点での感染ルートは不明で、特定を急いでいる。

容体は安定しているという。

地元メディアの報道によると、女性職員は看護師である。

今年2月から西アフリカで猛威を振るっているエボラ出血熱。世界保健機関(WHO)の10日付の発表によると、感染者数は8日時点で8399人となり、このうち死者数は4033人に上った。

米国のほか、スペインでも感染が確認されている。

(翻訳編集・叶子)
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