北京で4中全会開幕 陳情者1万人が殺到 

【大紀元日本10月21日】中国共産党の重要会議である第18期中央委員会第4回総会(4中全会)が20日、北京市内で開かれた。北京当局は武装警官や私服警官を含む百万人以上の警察官を動員し、厳重な警戒態勢を敷いた。

土地の強制収用や官僚の腐敗などを中央政府に訴えるために、中国全土から大勢の陳情者が北京に集まっている。北京市内の陳情受付事務所である国家信訪局や全国人民代表大会受付事務所それに国務院の陳情受付事務所には1万人以上の陳情者が列をつくっていた。

4中全会の会場である北京市内の京西賓館の周辺では、厳重な警備が敷かれているが、受けた冤罪などの被害を習近平国家主席ら指導者に直接訴えようと、たくさんの陳情者が京西賓館に向かった。陳情者からの情報によると、当日数千人の陳情者が当局に拘束されたという。

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