中国軍前ナンバー2、収賄容疑認め起訴へ
【大紀元日本10月29日】中国軍事検察院は27日、軍の前ナンバー2、徐才厚・前中央軍事委員会副主席への捜査が終了、現在、起訴前の審査をはじめたと発表した。
今年6月末、党籍・軍籍剥奪と、軍事検察院送致の処分を受けた徐氏(71)。国営新華社通信の28日付報道によると、捜査段階において、徐氏は職権を乱用し、他人の昇進に便宜を図り、直接または自身の家族を通して巨額の賄賂を受け取ったという収賄容疑を全面的に認めた。
徐氏と、「厳重な紀律違反で立件、審査中」の周永康・前中央政法委トップはともに江沢民元国家主席の側近で、江沢民派の、軍隊と公安・警察・司法への支配を実行していた2大重役とされている。
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