ビル・ゲイツ夫妻 マラリア撲滅に全力投球

【大紀元日本11月28日】マイクロソフト社の創立者、慈善家のビル・ゲイツ氏は11月2日、ニューオーリンズで開かれた世界健康大会で講演した。その後、AP通信の取材を受けて、マラリアを撲滅することが今生の願いであると話した。

現在、毎年全世界で約60万人がマラリアにより死亡している。その大部分はアフリカ、アジア、南米などの地域の子供たちだ。ゲイツ氏は妻のメリンダさんと共同で設立した財団の資金と、更に30%の寄付金を増額し、年間2億ドルを出資してマラリアの医療事業に貢献すると話した。現在の計画では、薬やワクチンを開発し、まだ発病していない患者の体内にいるマラリア原虫を消滅させることを考えている。

この計画に関して、ゲイツ氏は次のように語った。「私は今ちょうど59歳の誕生日を過ぎたばかりです。もし私の生存中にマラリアを撲滅させることができなければ、それは私にとって非常に残念なことです」

▶ 続きを読む
関連記事
120歳を目指す長寿研究者が実践するのは、植物中心の食事、12時間断食、適度な運動、良質な睡眠という4つの習慣。誰でも始められる“長生きの土台”とは。
大根は肺と胃の気を整え、痰を切り、咳を鎮める働きがあります。エビやねぎなどの温性食材と組み合わせることで、冷えを防ぎながら気の流れを調える「冬の理にかなった一品」です。
白髪は老化の象徴…と思っていませんか? 最新研究では、白髪が体をがんから守る防御反応の可能性が示されました。その意外な仕組みに迫ります。
血液中のビタミンB12が高すぎると、過剰摂取ではなく隠れた病気のサインかもしれません。肝臓・腎臓・血液疾患やがんとの関連に専門家が警告します。
米ウォール街の法律事務所で働いていた女性が、97歳で亡くなった後、約15億円もの遺産を残していたことが判明。倹約と株投資で築いた財産は、奨学金として恵まれない若者の支援に使われた。