フグ中毒、深セン一家5人が入院

【大紀元日本12月3日】深セン市で2日昼ごろ、一家5人がフグ鍋を食べた後、めまいやしびれ、呼吸困難などの症状を訴えて入院した。

中国国内のメディアの報道によると、フグの干物や豚足などが入った鍋物を食べた後、一家5人のうち、夫婦2人に重い中毒症状が現れた。3人の娘はフグを食べなかったため、入院した際に明らかな症状は現れなかったという。

病院の診断によると、患者の症状からフグに毒があったと推測されている。現在、一家5人は治療を受け、すでに無事に退院した。

中国ではフグは古来、「命がけでふぐをたべる」との俗語がある。フグ毒(神経毒であるテトロドトキシン)はフグの身以外のすべての組織に見られ、特に卵巣や肝臓などには最も多く含まれている。フグ中毒に対する有効な治療法や解毒剤がないため、死亡率は高く、自然毒による死者の半数近くを占めると言われる。

(翻訳編集・王君宜)
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