国外逃亡汚職幹部の取締 中国の協力要請に米消極的か

【大紀元日本12月31日】中国政府系英字紙チャイナ・デーリーは29日付の報道で、国外逃亡の汚職官僚の不正蓄財を押収するため、中国は米国と関連協定の締結を検討していると報じた。

中国当局は今年7月下旬から、国外逃亡を図る腐敗犯罪の官僚と民間人を取り締まるため、「猟狐活動(キツネ狩り」という捜査プロジェクトを展開している。

同報道によると、中国人民銀行(中央銀行)と米財務省の関連部署は、同不正蓄財の回収に関する協定について、話し合いを進めている。一方、ロイター通信によると、米財務省報道官は話し合いについて明言せず、「マネーロンダリングや汚職、テロに関わる資金から金融システムを守るため、外国と情報を共有するのはよくあること」と発言するに留まった。

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