日中の有事に「中立を維持」7割以上=オーストラリア世論

【大紀元日本1月6日】最新のオーストラリア世論調査によると、日本と中国が有事の際、たとえ米国大統領が日本を支援し、オーストラリアに協力を要請しても、中立を守るとの同国市民の意見が7割以上を占めることが明らかになった。

豪中関係研究所(ACRI)が行った今回の世論調査では、オーストラリアは東シナ海領域紛争のいかなる武装対立においても「中立を維持する」との意見が71%を占めた。また米国大統領が援助要請しても「拒否する」が、68%となった。

15%は「日本と米国を支持する」、4%が「中国を支持する」、9%が「わからない」と回答した。

ACRIはこの中立多数の世論について「2つの主要貿易国に対する相応しい対応」と分析する。ACRI代表で同国前外務相のボブ・カー氏は「オーストラリアはいかなる紛争も避けるということを表明すべきだ」と述べた。

(翻訳編集・佐渡 道世)
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