娘の可愛いおもちゃスタンプで、超過滞在を隠ぺい

【大紀元日本1月15日】上海出身の男が、米国での超過滞在をごまかすため、娘のおもちゃのスタンプを使いパスポートの出入国スタンプの日付を故意に見難くさせていた。

中国新聞ネットによると13日、中国東方航空のニューヨーク発上海行きMU588便に搭乗し中国に戻った男は、上海浦東国際空港で入国手続きの際にパスポートに不正があるとして調査を受けた。

伝えられるところによると、男は米国での超過滞在を隠すために、該当の出入国スタンプの日付部分を水に濡らした。しかしごまかしきれないと考え、自分の6歳の娘が持っていたイチゴやリンゴ、雲の形をした小さなおもちゃのスタンプを押した。

出入国管理局によると、男は当初「出入国スタンプの押された父親のパスポートは『お絵かき帳』だと考えた娘が、父親のいない間にイタズラした』と話していた。しかし警察からパスポートの任意変更は違法行為だと警告された後、男は娘に、父親のパスポートにイタズラするよう強要したことを認めた。

上海当局は男に罰金を課した。米国当局からも超過滞在を隠ぺいしたとして、国際犯罪として起訴されるという。

(翻訳編集・佐渡 道世)
関連記事
香港では「国家安全法」を導入したことで、国際金融センターとしての地位は急速に他の都市に取って代わられつつある。一方、1980年代に「アジアの金融センター」の名声を得た日本は、現在の状況を「アジアの金融センター」の地位を取り戻す好機と捉えている。
メディアのスクープ話が世の中を動かす。特に最近は「文春砲」など週刊誌メディアの元気が良い。同時に報道のありかたが問われている。国が国民の幸福を奪うことがあったら、ある程度、国家権力の作ったルールを逸脱する「反社会性」を持ち、戦わなければいけない時がある。記者は反社会的な面を持つ職業で、メディアは反社会性を持つ企業なのである。
米空母、台湾防衛態勢に 1月29日、沖縄周辺海域で日米共同訓練が挙行された。日本からはヘリコプター空母いせが参 […]
上川陽子外務大臣は、パナマ在留邦人及び進出日系企業関係者と昼食会を実施した。日・パナマ間の経済分野における協力の可能性や課題、教育などについて、意見交換を行った。
2月23日午後、上川陽子外務大臣はパナマ運河視察を行った。日本が主要利用国であるパナマ運河の安全かつ安定的な利用環境確保に向けた連携を維持すると表明