周永康と薄熙来が「大事」を計画=親中派香港誌

【大紀元日本1月15日】香港誌・鳳凰週刊は最新号で、失脚した前最高指導部メンバーの周永康と、無期懲役刑で服役中の重慶市元トップ薄熙来の「黒い関係」を伝えた。中国問題専門家は「習近平サイドが意図的に流した情報の可能性がある」とみている。

同紙の「周永康の6大罪状を解析」と題された記事によると、周と薄が「私欲のため党内で結託を企み」「政治的立場と価値観が一致した2人は意気投合し『大事を起こそう』と約束した」という。また周は側近に対し「薄熙来のような人間を利用すべき。肝心なときに役に立つ」と話したと伝えている。

周は元最高指導者江沢民氏の側近。周薄両人の「党内結託」「大きな行動」に江氏が無知であるはずがない。親中派として知られている同紙の報道について、中国問題専門家は「習近平サイドが次に江氏を取り締まるための布陣」とみている。

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