【フォトニュース】日本人人質事件、安倍首相が会見で「強い憤り」=イスラム国

【大紀元日本1月21日】イスラム教過激派組織「イスラム国」とみられる集団が20日、日本人2人を人質にとり、72時間以内に2億ドル(約236億円)の身代金を払わなければ殺害すると脅迫する動画をインターネット上で公開したことを受け、安倍晋三首相は同日、訪問先のイスラエルで記者会見を行った。首相は「人命を盾にとって脅迫することは許しがたいテロ行為で、強い憤りを覚える」と述べたうえで、人質を直ちに解放するよう要求した。

人質は、フリージャーナリストの後藤健二さんと、去年8月からイスラム過激派に拘束されている湯川遥菜さんとみられている。

動画では、イスラム国戦闘員とみられるナイフを持った黒い覆面の男が、オレンジ色の服を着せられた後藤さんと湯川さんの間に立ち、「日本国民には、人質の命を救うために2億ドルを支払うという賢明な決断を下すよう、政府に圧力をかける猶予が72時間ある」などと話している。

(翻訳編集・森 豪太)
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