【中国故事】 夫婦和睦の理由

【大紀元日本1月26日】周朝時代、晋国に郤缺(げきけつ)と言う人が妻と仲睦まじく暮らしていた。ある日、郤缺が農作業をしていると、妻が食事を届けに来た。彼女は弁当を両手で捧げ、恭しく彼に渡すと、郤缺も丁寧に受け取った。

このとき、臼季という大夫(たいふ)※が通りかかり、夫婦の様子を見て感心した。臼季は晋文公(晋国の君主)に面上し、郤缺を下軍大夫に就かせるよう薦めた。晋文公が理由を聞くと、臼季は「郤缺は他人のみならず、自分の妻に対しても、相手を敬うことを忘れません。人を尊敬するのは人徳のある人で、このような徳を備えた人を任用すべきです」と答えた。

その後、臼季の見解が間違っていなかったことが証明された。郤缺は徳で人を従わせ、知と勇を備えていた。箕という場所では軍隊を率い、白狄国の君主を生け捕りにし、功績を立てた。晋襄公(しんじょうこう)は郤缺を公卿に封じ、冀(き)という土地を封土として与えた。

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