アリババ、従業員への「お年玉」支給を取りやめ

【大紀元日本2月17日】昨年、米国ニューヨーク株式市場で新規株式公開(IPO)を果たした中国電子商取引最大手アリババ集団は13日、従業員に対して、旧正月に当たって支給される「お年玉」の取りやめを発表した。同社が運営する通販サイトでの偽物問題が影響しているとみられる。

同社の馬雲会長は全従業員宛のメッセージで、「(ニューヨーク株式市場での)上場以外、客観的に言えば2014年の業績はお年玉を支給できるほど満足していない」、「もっと良い成果を上げられるはずだった」と業績が予想を下回ったことに原因があると述べた。

アリババは先月中国の規制当局である国家工商行政管理総局から同社傘下「淘宝網」で販売されている商品の約6割が偽物だと指摘され、当局との間で激しい応酬を交わし、消費者や投資家への対応も迫られている。

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