北朝鮮の衛星操縦士14人、09年の打ち上げで死亡

【大紀元日本3月3日】韓国聯合ニュースは北朝鮮国営通信社「朝鮮中央通信」3日付の報道として、2009年4月の北朝鮮人工衛星シリーズ「光明星2号」の打ち上げで操縦士14人が死亡した、と報じた。

朝鮮中央通信は、2日に空軍部隊を視察した金正恩(キム・ジョンウン)総書記が「光明星2号の発射を成功させるため命を捧げた14人の戦闘飛行士の記念碑の前で記念写真を撮った」と報じ、金総書記は「14人の自己犠牲の精神は人民軍隊の模範」と称えたという。

聯合ニュースは専門家の見解として、「北朝鮮政府がこの時期に数年前の事故を公表したのは米韓合同軍事演習を受け、軍の紀律を引き締め、士気を高めるため」と分析した。

3月2日~13日まで実施する定例の同軍事演習には、米軍8600人と韓国軍1万人以上が参加する。

(翻訳編集・叶子)
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