中国の輸入、2月20.5%減 内需鈍化で

【大紀元日本3月9日】中国税関総署が8日に発表した貿易統計によると、2月の輸出入総額は1.7兆元(約32兆3000億円)で、前年同月比で1.1%増となった。2月の輸出は前年同月比で48.3%増の1.04兆元(約19兆7600億円)で、約5年ぶりの高い伸び率となった。税関総署は企業が2月19日の中国旧正月連休前に出荷を集中させたため、季節的要因で輸出が増加したとみている。1月の輸出は同3.2%減だった。

2月、中国の米国向け輸出は同48.5%増、欧州連合(EU)向けは同44.1%増、また日本向けは同23.6%増となった。

一方、2月の輸入は前年同月比で20.5%減の6661億元(約12兆6559億円)で、2008年世界金融危機以降最大の減少幅となった。景気低迷内需の鈍化が最大の要因だという。2月の貿易黒字は過去最高の3705億元(約7兆395億円)となった。

(翻訳編集・張哲)
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