中国、偽アップルウォッチ出回る 価格は正規品の1割

【大紀元日本3月13日】アップル社は9日、腕時計型端末「アップルウオッチ(Apple Watch)」を4月24日から発売すると発表したが、早くも海賊版とみられる安物が中国各地の市場に出回っている。英フィナンシャル・タイムズ紙が12日報じた。

それによると、中国アリババ・グループの「淘宝網(タオバオ)」など電子商取引サイトで販売されているこれらの時計は、正規品とほぼ同じ外観で、歩数を測ったり、多機能携帯電話iPhone(アイフォーン)にも対応できるインターフェースを持っているという。

偽物は「アイウオッチ」「Dウオッチ」などと名付けられ、価格は250元(約4800円)から500元(約9600円)程度と、アップル社が発表した正規品価格の約1割の安価で売られている。

アップル社のティム・クックCOO(最高執行責任者)によると、正規品の価格はモデルにより349ドル(約4万2000円)から1万7000ドル(約206万円)まで様々なバリエーションが用意されている。

「最も画期的な製品にせよ、中国のニセモノ製造業者がいつも異様な速度、驚くべき大胆さと不思議な正確性をもってその複製版を作り出している」と、模倣品が氾濫する中国について同紙は指摘した。

(翻訳編集・王君宜)
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