【神韻日本公演】フィナーレに感動するも「胸を痛めた」

【大紀元日本4月22日】神韻日本公演のフィナーレを飾る21日の昼公演が終了した後も、会場となる東京文化会館の大ホールは熱気に包まれていた。その中で、美容関係の仕事に携わる丹羽純子さん親子に公演の感想を聞いた。

「中国で罪のない人々が置かれている状況がよく分かりました」。丹羽さんが声を震わせ、神韻舞台が表現する法輪功学習者が迫害されている状況に「胸を痛めました」。「中国で上演してほしい」と丹羽さんは強く願った。

神韻の舞台は「羽衣の天女が降りたみたい」に素晴らしく、男性のダンサーも「本当に力強い」と丹羽さんは舞踊にもひとしきり感心していた。「普段の練習がすばらしかったことが胸に響き、感動しました」

神韻の発音にちなんで、丹羽さんは「深縁」と記者のノートに書いた。「日本と中国は本当は深い縁、深縁で結ばれている」ことを感じたという。一緒に訪れた娘さんも「中国のいい部分は消されてきている」と嘆き、神韻公演で「本当の中国」を見たようだと話した。

インタビューの最後で丹羽さんは「素晴らしい」「本当にすごく良かった」と繰り返し、記者に感動を伝えた。

 

(記者・浦慧恩 作成・張凛音)