新疆巨大氷河、突如20キロ以上大移動

【大紀元日本5月21日】中国北西部の新彊ウイグル自治区内でこのほど、体積5億立方メートルの氷河が20キロ以上移動し、およそ1.5万ムー(約1000ヘクタール)の草原を呑み込んだ。

中国国内メディアの報道によると、自治区のクズルス・キルギス自治州アクト県内にあるコングール・チュベ山(Kongur Tiube)周辺で巨大氷河の移動が起きた。2週間前に現地を訪れたという遊牧民は4日戻ったとき、自分の小屋のある場所に小さな氷山が聳え立っていた。周辺の草原は石で埋め尽くされたという。

西崑崙山脈にあるコングール・チュベ山の標高は7530メートルで、ピラミッド型の山は、ほぼ完全に氷に覆われている。

関係当局が調べた結果、氷河の移動距離は20キロ以上で、平均幅約1キロ、高さは30~50メートル、総体積はおよそ5億立方メートル。小さな盆地が埋め立てられて巨大な氷河にかわり、約100頭の家畜が行方不明、死傷者はいないという。

(翻訳編集・叶子)
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