米両党議員、「中国当局に臓器収奪の停止を求める」決議案提出

【大紀元日本6月30日】6月25日、共和、民主議員は、「中国政府に、法輪功修煉者に対する臓器収奪行為の即時停止を求める」343号共同決議案を米下院議会に提出した。提出した理由の中で、中国政府は死刑囚を臓器提供者とする臓器移植を今年1月1日から全面停止すると発表し、中国の良心の囚人の大半を法輪功修煉者が占めることから、彼らが殺害に直面するリスクが増える等を挙げている。

同決議案は20か条を超える提出理由を述べている。冒頭に臓器提供者は自発的な意思による同意が倫理的前提条件であることについて、国際医学団体が発表した、自由を剥奪された服役者はこの条件に符合しないとの声明に基づいて、中国政府は如何なる囚人からも臓器の入手経路としてはならないと指摘している。

また、世界保健機関(WHO)は臓器の入手経路の透明性及びトレーサビリティーを要求しているが、中国政府の臓器移植システムはこれに適合しない。

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