服役中の70代女性ジャーナリスト 持病の治療受けられず健康悪化
【大紀元日本7月6日】国際人権NGO「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」は2日、中国政府に対し、服役中の女性ジャーナリスト高瑜氏(ガオ・ユー、71)の心臓病など複数の持病に必要な医療を施すよう要求した。米国の海外向け放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)が報じた。高氏は健康状態が悪化していると親族は外国メディアに証言している。
昨年4月に中国国内で逮捕された高氏は今年4月、国家機密漏えい罪で7年の実刑判決を受けた。同人権団体によると、高氏は心臓病、高血圧、メニエール病、アレルギー性皮膚炎を患っており、適切な医療が受けられていないという。
家族と弁護人が伝えた話では、高氏は胸の痛みなど狭心症の発作を頻繁に起こしているが、刑務所側は高氏に診察と治療を受けさせず、逮捕されるまでの常用薬の服用も禁止されているという。
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