海外ファンド800億円資金を引き揚げ 専門家「中国株市場、カジノにも及ばない」
【大紀元日本7月20日】過去1カ月で急上昇・急落を経た中国株式市場相場は、政府が相次いで打ち出した介入策によって少しずつ落ち着きを見せている。一方で、海外投資ファンドが続々と中国株式市場から撤退している。
英フィナンシャル・タイムズ紙(7月15日付)によると、6日から14日までに海外投資ファンドが香港と上海間の株式相互取引を通じて、7営業日連続で中国A株式市場から資金を引き揚げた。その規模は442億元(約8800億円)に達するという。
海外投資ファンドが中国株式市場から資金を引き揚げる主な理由は、中国政府の市場への過度な干渉だという。主要株価指数である上海総合9日から13日まで13%上昇したのも人為的な回復だと、多くの市場アナリストが指摘する。
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