中国でまた爆発事故、山東省の化学工場 1人死亡

中国・山東省東営市利津県の化学工業などを核とした工業地域で8月31日夜、爆発が起き、1人が死亡した。中国では危険物を扱う化学工場による爆発事故が後を絶たず、深刻な安全管理の問題が浮き彫りになっている。

火は9月1日の午前4時までには消し止められた。地元当局は、山東濱源化学工場の施設内で爆発火災が起きたとし、会社責任者など6人を拘束したと発表した。

150人以上が死亡した天津の爆発事故を合わせ、中国では8月中に化学工場による爆発事故が4回あった。5日、江蘇省常州市の化学工場で爆発が起きた。22日に山東省淄博市の化学工場で大きな爆発と火災が発生した。

中国人ネットユーザーの統計では、2014年に中国各地の化学工場で24回の爆発事故があったという。

中国国家統計局が発表した統計データによると、中規模以上の化学原料・化学製品企業の営業収入は前年比で8.5%増加し、8兆2780億元(約156兆円)に達した。世界一にランクされた。

 

(翻訳編集・王君宜)

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