写真で伝える真相

中国本土で相次ぎ「江沢民を告訴」の標語ステッカー 貫かれる信念

 中国当局に弾圧を受けている中国伝統気功法・法輪功の学習者や家族は、迫害を指揮した江沢民元国家主席を大量虐殺(ジェノサイド)等の罪で、刑事告訴するための活動を続けている。本土では、関係者が「江沢民を告訴しよう」などのステッカーを街中に貼り、国営メディアが伝えることのない「真相」を訴えている。

 町中の電柱や看板、歩道橋など、いたるところにステッカーが貼られている。弾圧対象である法輪功は、学ぶことさえ「違法」扱いだ。国内の活動を警察が発見すれば、「社会秩序撹乱罪」で連行・逮捕され、弁護士不在など圧倒的に不利な裁判で、有罪判決を受ける。強制収容所で拷問を受ける可能性もある。

 それでも、学習者は堅い意思を貫き通し「法輪功とは何か」「なぜ迫害を受けているのか」を訴え続けている。法輪功の情報サイト「明慧ネット」によると、尋問する警官に、心身の修養する大切さと、法輪功の信仰に違法性はないこと、共産党の不当性と腐敗を伝えると、解放するものもいるという。

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