反腐敗
自殺、それとも口止め? 中国高官 1カ月で9人が「不審死」
中国で共産党幹部らの「不審死」が相次いでいる。自殺に見立てた他殺、あるいは口止めではないかと、ネットでは憶測が飛び交っている。習近平政権が強める江沢民元主席一派に対する反腐敗運動が一因とみられている。
公表された死亡通知や国内メディアの記事から数えると、10月23日から1カ月で、他殺や自殺などの「不自然な死」を遂げた公務員は9人にのぼる。
当局の死亡通知には、不合理な点が多い。例えば、広西チワン族自治区柳州市の肖文ソン(草かんむりに孫)市長は11月4日、秘書と散歩中、「柵を乗り越えて川に落ち溺死した」と報じられた。11日、吉林省蛟河市公安局長のカク(赤にこざとへん)壮氏は、「執務室の窓を掃除中に転倒して死亡した」という。
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