巨匠ロン・ハワード監督最新作『白鯨との闘い』

巨匠ロン・ハワード監督最新作『白鯨との闘い』の予告編が新たに公開された。『アポロ13』『ビューティフル・マインド』などを手がけ、2度のアカデミー賞を受賞したロン・ハワード監督。本作は、太平洋沖4,800kmという死の海域で捕鯨船「エセックス号」を襲った衝撃の実話を映画化。ハワード監督は映画の撮影について、「毎日、風や日焼け、雨に加え、強烈な飢餓感を伴う過酷な撮影だったが、役者たちはよく耐えてくれた。本当にまじめな役者たちだった」と賞賛した。

若き船乗りトマス・ニカーソン演じるトム・ホランド(19)は、「トマス・ニカーソンはとても度胸のある14歳の少年で、小さいときから自立して生活している。トマスは経験豊富な先輩船員たちと船に乗って鯨を狩る旅の中で、自らが狩人から獲物へと変わっていく恐怖を経験した」と話し、「クリス・ヘムズワーズ、ベン・ウィショー、ベンジャミン・ウォーカーなどの大先輩と同じ映画に出演できたことに心から感謝している」と述べた。

トム・ホランド(ワーナー・ブラザース)

映画『白鯨との闘い』のあらすじ

舞台は19世紀。1819年、「エセックス号」の乗員達はアメリカのナンタケット港を出港し、太平洋沖 4800kmの海域で誰も見たことのないような白い巨大なマッコウ鯨に出会った。この鯨は強大な意志と報復の心を持ち、「エセックス号」を破壊するだけでなく、生き残る船員を極限の状況まで追い詰める。

わずかな食料と飲料水をかき集め、3艘のボートで広大な太平洋に脱出しようとした船員たちは水も食料もなく、自分たちがどこにいるのかも分からない。絶望的な漂流生活の中、彼らは人生観、価値観、信条について討論し始める。船長は船員を率い、諦めることなく帰る道を探し続けるが、彼には幾度も立ちはだかる白鯨との過酷な戦いが待っていた。

2016年1月16日(土)新宿ピカデリーほか全国ロードショー/2D・3D同時公開

(翻訳編集・真子)

関連記事
人生の黄金期に入り、コストが低く快適な退職生活を送ることができる場所を選ぶことは非常に重要です。幸い、地球上にはアメリカよりも生活費が低い国が多くあり、その中の7カ国では、月に10~13万円前後の支出で楽しい退職生活を送ることができます。
多くの人が長生きして幸せになりたいと願っていることでしょう。これはどこの国の人にとっても共通の願いです。実は長 […]
アメリカのリーバイス(Levi’s)は、デニム生地とジーンズの製造で有名であり、その製品は世界中で販売されています。ジーンズをいつ洗うべきかという問題に対して、同社の最高経営責任者が自身の考えを表明しました。
古代中国では、二輪の戦車は戦場に欠かせない乗り物でした。紀元前2000年ごろの夏(か)の時代に現れ、歩兵や武器を戦場で移動するために使われました。
地域や王朝によって形の異なる太鼓が生まれ、それぞれ異なる場面で使用されました。