一人っ子政策

中国本土 2億人の一人っ子がもたらす社会リスク

現在、中国本土には2億1800万人の一人っ子がいる。子にのしかかる親の介護問題。もし子に先立たれた場合、両親は喪失感で抑うつになる。1979年以前の多子家庭に比べ、一人っ子家庭は多くの社会的リスクを生んだ。

2002年、北京大学人口学専門家の穆光宗氏は、寧夏回族自治区、甘肅、浙江、湖南、四川の5つの省で一人っ子家庭を調査。その結果、一人っ子は、家庭と経済の2面に不安定さをもたらすリスクが高いと指摘。

家庭リスクとして、「死亡するリスク」「病気障害のリスク」「老人扶養リスク」だ。一人っ子が不慮の事故で、障害者となったり、死亡したりすることを多くの親が懸念している。また、老いた親の世話や医療・介護など高齢化問題が深刻化する。

▶ 続きを読む
関連記事
今年の9月14日・午前10時10分、阿蘇山に火口周辺警報(噴火警戒レベル3)が発表されました。  これは中岳火口周辺2km以内への立ち入り禁止であり阿蘇山への入山規制ではありません。  火山博物館から中岳火口までは直線距離で3kmあり、博物館も営業しています。火山博物館から火口方面へ歩くと小高い丘があり、そこまで歩いて火山活動を観察している人も多くいました。
台湾海峡を挟む両岸の首脳同士が7日、1949年の分断以来初の会談を開いた。米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)のコラムニストの胡少江氏は、シンガポールで開催された中国の習近平・国家主席と台湾の馬英九・総統のこの会談について、その裏を分析した。以下はその抄訳。
英紙デイリー・スター日曜版が1日に伝えた情報筋の話によると、英国諜報局(MI6)長官はキャメロン首相に対し、中国の甘い罠(ハニー・トラップ)戦略は、「イスラム国」よりも重大な国家安全保障への脅威だと訴えたといわれる。
中国政府が世界各国でプロパガンダ工作を着々と進めている。11月2日付のロイター通信の報道によると、米国や欧州、豪州など14カ国の33以上のラジオ局は中国最大の政府系ラジオ局「中国国際広播電台(CRI)」の支配下に置かれ、その番組を大量に放送することで中国の宣伝を繰り広げている。
ミャンマーで8日、4年前の民政移管後初となる総選挙が行われた。アウン・サン・スー・チー氏が率いる最大野党の国民民主連盟(以下、NLD)が総選挙に参加したのは1990年以来実に25年ぶり。選挙管理委員会が発表したこれまでの開票結果ではNLDの圧勝が確実視され、NLDも政権交代に必要な議席を確保できたと表明した。与党・連邦団結発展党(以下、USDP)は選挙の結果を尊重すると示し、敗北宣言を出した。
中国税関総署が8日発表した10月貿易統計によると、輸出は前年同月比で6.9%減の1924億ドル(約23兆6652億円)と4カ月連続の減少になった。輸入も12カ月連続の減少で、同18.8%減の1307億ドル(約16兆761億円)だった。10月の貿易黒字は616.4億ドル(約7兆5817億円)。中国人民銀行(中央銀行)は過去1年間に6回も利下げし、人民元を切り下げたにも関わらず、中国国内と海外からの需要は依然と低迷していることが浮き彫りになった。
韓国のアイドルグループBIGBANGのメンバーのチェ・スンヒョン(T.O.P)と、女優の上野樹里の共演で話題を呼んでいる世界同時公開のグローバルプロジェクト『シークレット・メッセージ』。日本では11月2日にdTVで独占配信が始まり、毎週月・水・金曜日に配信されている。韓国では公開から1日で再生回数12万回を突破した。
台湾ではサイクリングロードが4500キロ近く整備されている。政府は今年、台湾10大サイクリングロードコンテストの結果を発表し、より多くの観光客を呼びこもうと意気込んでいる。
中華圏のイケメン代表とも呼ばれる俳優のホアン・シャオミン(黄暁明)と、アジア一美しいと言われる中国のモデルで女優のアンジェラ・ベイビー(楊頴)の盛大な結婚式が10月29日、上海展覧会を貸しきって行われ、約1.9億元(約36億円)を費やした。そのゴージャスな結婚式は、海外メディアの注目を集めた。