中国軍、盲目化レーザー兵器開発 米が懸念示す

中国軍に盲目化レーザー兵器が配備されたことに対し、米国務省はこのほど、中国が加盟している国連の特定通常兵器使用禁止制限条約に違反するとしてけん制した。

昨年12月発行の中国軍機関誌には、ここ数年、中国が盲目化レーザー兵器の独自開発に力を注いできたという内容の記事があった。以前、中国メディアが、BBQ-905レーザースタン兵器、WJG-2002レーザー銃、PY131A及びPY132Aレーザー盲目化兵器の4種類の異なるタイプのレーザー銃を例に挙げ、レーザー銃が戦車を射撃する様子を写真付きで詳細に説明したことがある。

アジア軍事問題専門家であり、米超党派シンクタンク「戦略国際問題研究所」の研究員でもあるリック・フィッシャー氏は「中国軍は海外から買い付けたとみられる少なくとも2種類のレーザー銃を保有している」と指摘している。

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