中国の宗教と人権弾圧

米議会公聴会、中国の宗教迫害と人権弾圧を議論 米著名俳優やミス・カナダも証言(2)

 「明白な命題に怯える中国」 議長が声明

 CECCが開いた今回の公聴会は「共産党政権の中国での弾圧と支配」と名付けられた。議長クリス・スミス下院議員は声明で、「個人には平和的で公に信条を貫く権利があるという明白な命題に、中国当局は怯えている」と指摘した。最近の例として、2014年以降、教会が掲げた1200本以上の十字架が撤去されたことを挙げた。

 共同議長であるマルコ・ルビオ上院議員は冒頭陳述で、当局が7月に200人以上の人権弁護士を一斉拘束したことに触れた。「法輪功、ウイグル民族、キリスト教徒など迫害される人々の権利を守ったため、弁護士らは『騒動を挑発し社会秩序を乱した重大犯罪グループ』と断罪された」と述べた。

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