中朝関係
中国当局が北工作員を拘束 輸出禁止品目増やす
中国政府は6月上旬、国連が制裁対象と指定した電子製品を密かに購入したとして北朝鮮の工作員幹部と2人の貿易関係者を拘束した。韓国紙「朝鮮日報」が6月13日に伝えた。
報道によると、中国警察当局は中朝国境にある町丹東市の同工作員幹部の自宅に踏み込み、同工作員らが購入した制裁対象となる電子製品の写真を提示し「中国の法律を違反した」と告げた後、同工作員を拘束し、2人の貿易関係者に対して「中国から36時間以内の退去」を要求した。これらの電子製品が武器製造に必要な部品だとみられる。
同工作員は丹東市に駐在する貿易関係者の党内生活を指導する目的で北朝鮮労働党に派遣された者とみられる。
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