23日の投票を前に自動車工場を視察するキャメロンイ英首相。20日撮影(Leon Neal - WPA Pool/Getty Images)
英国のEU離脱是非をめぐる国民投票

離脱ならポンド急落、24日世界金融市場が波乱に=ジョージ・ソロス氏

世界的著名投資家ジョージ・ソロス氏はこのほど、英紙「ガーディアン」に対して、6月23日に行われるイギリスのEU離脱をめぐる国民投票についてコメントを寄せた。

ソロス氏は、イギリスがEUから離脱すれば、イギリス経済の先行き不透明感からイギリス通貨のポンドを売ってドル買いする注文が殺到し、国際為替市場においてポンドは、対ドルで少なくとも15%、場合によっては25~30%下落するとの見解を示した。

また、「ポンドの急落は、イギリスを含む世界金融市場、投資セクタ―、物価と雇用市場にとてつもない大きな打撃を与える」、「EU離脱が決まれば、イギリスの一部の人だけがその恩恵を受けられるが、大多数の国民にとっては今後収入が減るという結果をもたらす」との考えを示した。

▶ 続きを読む
関連記事
欧州連合は9月13日に中国製EVの不当な補助金について調査を開始した。のEUは、中共の不公平な競争に対して、米国と同様に、中国製品に関税を課すようになっていると述べた。
欧州委員会のティエリー・ブルトン委員がツイッター本社を訪れ、8月に施行される欧州連合(EU)の検閲推進法案「デジタルサービス法(DSA)」への対応の進捗状況を確認した。
米誌「ニューズウィーク」最新号によると、中国国営企業は欧州連合(EU)の14の港を含めて、世界各地で約100の […]
欧州連合(EU)の外交を所管する対外行動庁(EEAS)は4日、ウクライナ問題で中立的な立場を強調する中国政府は […]
[ブリュッセル 28日 ロイター] – 欧州連合(EU)欧州委員会は28日、財政枠組みに関する意見 […]