クスリはリスク
抗生物質の濫用で早死 2050年以降毎年100万人
世界保健機関(WHO)の最近の発表によると、中国本土では抗生物質が濫用されているため、2050年後には毎年100万人がその影響により早死にするという。
濫用が世界に与える影響
世界保健機関は5月21日、抗生物質の耐薬性のある細菌の感染問題についてのレポートを発表。それによると、抗生物質の使用量が世界の半分に上る中国では、2050年まで毎年100万人が早死し、20兆ドルの経済的損害が出るという。
関連記事
中国の食品安全問題は従来から関心の高いテーマであり、このほど中国公安部が2015年に起こった有害食品・薬品十大事件を発表した。中国メディアが報じた。
「音楽療法」の効果がこのたび、英ロンドンで開かれた医学の最新研究で証明された。研究報告によると、音楽は患者が手術を受ける際の緊張と痛みを和らげることができるという。
ブラウンフィールド米国務次官補(麻薬対策担当)は17日の記者会見で、中国産のフェンタニル(麻酔・鎮痛剤)をヘロインに混合して作られる麻薬は、米国内で多くの死者が出ていることを明らかにした。