太陽に「大きな穴」が開いているのをNASAは観測(NASA)
コロナホール

【動画】太陽に「大きな穴」があく=NASA撮影

NASA太陽観測衛星は11日、太陽に「大きな穴」を撮影しました。専門家は、ヒトへ与える影響は心配するほどではないと話しています。

天体観測ブロガーのトム・ユルスマンさんによると、撮影された大きな黒い部分は、渦巻くコロナであり、熱を逃がすために「太陽の磁場が惑星空間へ通じている」ところ。

コロナ・ホールと呼ばれるこの現象はしばしば発生します。ユルスマンは今回、地球に与える影響は「パニックになることはない」としています。

しかしコロナ・ホールは強力なプラズマ「太陽風」を起こし、通信衛星機器に問題を発生させる可能性があります。2012年に、150年で最大の強力な太陽風がニアミスしたとNASAは発表しています。

この強力な太陽風の発生が、もし一週間早まって地球に直撃していれば「全世界で2兆ドル(約200兆円)もの経済損失が起こり、文明を18世紀に後退させた」とのことです。

(翻訳編集・佐渡道代)

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