台湾交流イベント

札幌で初の台湾祭 市民らが美食を堪能

札幌市のカフェバー「シティオアシス」で三連休の16〜18日、札幌で初めての「台湾祭」が開催された。台湾の美食に誘われ、三日間で約1,000人が訪れた。

主催者の一人、台湾出身の謝宗儒さん(27)は市内のカフェバー「シティオアシス」を経営している。「台湾について知ってもらい、旅行をしたり文化や歴史を知りたいと思うきっかけになれば」とイベントを企画した。台湾では北部と南部で味付けが違うため意見が合わない時もあったが、ポスターのデザイン、宣伝、料理のメニューや味付けなど、地元大の留学生らとともに準備を進めてきた。

賑わう店内では、ご飯に煮込み豚肉をかけた魯肉飯(ルーローファン)、玉子巻クレープの蛋餅(タンピン)、タピオカミルクティーなどが振る舞われた。新聞やSNSで話題になり、祭りに興味を持ったという日本人の神輝哉さんは、「食べ物がすごくおいしい、普段はなかなか食べられない。台湾の人と交流ができて良かった」と楽しんだ様子。

魯肉飯、蛋餅、タピオカミルクティー、台湾式ハンバーガーの刈包(クアバオ)

謝宗儒さんは、今後も札幌でこの祭りを続けて開催し、市内の大通公園で大規模に開催できることを目指したい、と意気込みを語った。

(文・如初)

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