ハッと悟ることがあるかも?古人の格言集
テレビやネットの普及により、さまざまな情報が氾濫する時代。時に、正しい価値観とは一体何なのか、分からなくなることはありませんか?激動の歴史を経た中国の古代文献には、奥深い人生訓が満載。人生を切り拓くヒントが得られるかもしれません。
≪春秋左伝より≫
1.まるで自然に流れる水を見るように、他人のよい意見を聞き、さらりと受け入れるべきである。
関連記事
唐の時代、狄仁傑(てきじんけつ)と婁師徳(ろうしとく)の二人は、武則天に仕える政治家だった。しかし、狄仁傑は常に婁師徳を誹謗していた。ある日、武則天は仁傑に、なぜ彼女が仁傑を登用したか知っているか、と聞いた。仁傑は、答えた。「私には卓越した才能があり、他人の助けを必要としません。優秀で、徳もあり、また世知に長けています」