中国当局が19日発表した統計によると、8月70の大中都市の新築住宅平均価格は前年比で9.2%上昇し、6年ぶりの高い水準になった。住宅市場のバブル化が再燃した。(China Photos/Getty Images)
中国不動産バブル

中国8月住宅価格 前年比で9.2%上昇、6年ぶり高い水準

中国国家統計局が19日に発表した8月新築住宅価格によると、国内70の大中都市のうち、64の都市の住宅価格が前年比で上昇した。7月の統計では価格上昇が見られたのは51の都市だった。専門家は、在庫削減のために各地の住宅購入制限措置が緩和されたなどが主因で、中国住宅市場が過熱化の強まりにつながったと指摘した。

同統計によると、8月70の大中都市の新築住宅の平均価格は前年比で9.2%上昇、6年ぶりの高い上昇率となった。7月の7.9%上昇と比べて上昇が加速したことも分かった。中国住宅市場のバブル再燃が浮き彫りになった。

70都市のうち、アモイの新築住宅価格は前年比43.8%上昇し、最大の上昇幅を記録した都市となった。合肥市は同40.3%上昇で2番目に大きな上昇幅となった。大都市の深圳は同36.8%上昇、上海31.2%上昇、北京23.5%上昇。

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