ネット生中継産業

現代の「見世物小屋」女性育成システム誕生、月収150万円も

近年中国で爆発的に成長した「網紅」(インターネット上の超人気者)産業。インターネットで、日常生活や歌、踊り、トークなどを生中継し、ファンを増やしながら、ネット通販企業から巨額な広告収入を得るシステムだ。調査によると、高い収入が見込める「網紅」は、女子大学生のあこがれの職業の一つとなっている。北京ではこのほど、この現代版「見世物小屋」とも呼べる場で活躍する、若い女性パーソナリティーを育成する「工場」が誕生した。

4日付の中国メディア「新京報」によると、あるメディア会社の担当者である劉威さんは、新たな女性ネット生中継パーソナリティーを育成するには、まず「スカウトマンがネット上で、すでに生中継をしている若い女性のパーソナリティーを探す。その素質を、3カ月またはそれ以上の期間を費やして観察する」「会社側が認定すると、その女の子たちと契約を交わす。

その後、女の子たちを一カ所に集めて、集団生活をしながら、さらに研修を重ねていく」「女の子はそれぞれの部屋を与えられ、携帯電話やパソコンも与えられる」と紹介した。現在、20歳の女性5人が研修を受けており、すでに3カ月に入った。

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