注目の人物
次期欧州議会議長候補 初の聴覚障害者女性政治家
今年の9月末に欧州議会で世界初の24カ国の同時通訳と31カ国の手話通訳が付いた国際大会が行われました。大会には43カ国から1,000人以上の聴覚障害者、身体障害者が参加しました。これは欧州議会初めての聴覚障害者女性議員、ヘルガ・スティーブンズ(Helga Stevens)氏が発案しました。
次期欧州議会議長の候補者として推薦され、また現欧州議会3番目の規模である欧州保守改革グループの副代表である彼女は、ハンディキャップを克服して欧州議会議員になりました。彼女の道のりは並大抵ではありませんでした。
ベルギーのある小さい町に生まれたスティーブンズ氏は、障害を持たない両親に特別扱いされることなく、普通の子どもと同じように育てられました。彼女は聾啞学校を経て、中学校から普通の学校に通いました。人を助け世界を変えようと考えた彼女は大学で法律の勉強を選び、1993年、ベルギーで初の聴覚障害者弁護士になりました。
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