ドイツ政治
メルケル独首相 出馬表明 四期目を目指す
ドイツのメルケル首相は11月20日、来年度の総選挙に出馬の意を表明した。当選すれば4期勤めることとなり、戦後最長のコール政権に並ぶ。
メルケル氏は所属政党キリスト教民主同盟の上層部と会談した後に記者会見に臨み、ドイツ社会は現在、分化が進んだため来年の選挙戦は統一ドイツができてから最も困難なものになるとの見方を示した。同時に、「私は再び選挙にでる。私たちの価値観と生活のために奮闘する」と出馬の意向を表明した。
メルケル氏はEU内部の債務問題やクリミア問題、難民問題に取り組み、ヨーロッパ不安定期における安定政権と評価されている。国際政治、経済が揺れ動く中、同氏は上手く舵をとって人気を集めた。イギリスのEU離脱やトランプ氏の当選など不安定要素が山積みする中、同氏にはその安定した政治手腕が期待されている。
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。