中米エルサルバドル沖で大地震発生

中米太平洋沿岸で日本時間25日午前3時43分頃、マグニチュード7.0の大地震が発生し、エルサルバドルとニカラグアで強い揺れが観測された。太平洋津波警報センターは、震央300km圏内の海岸には津波が押し寄せる恐れがあると警告した。被災情報はまだ伝えられていないが、海岸では最高3mの津波が襲来する恐れがあるとして、両国は沿岸住民に避難を呼びかけたが、その後解除された。

アメリカ地質調査所はマグニチュード7.0の地震を観測した。震源はエルサルバドルのプエルト・トリウンフォ市から西南149kmの海中である。震源の深さは10.3kmと非常に浅かった。

プエルト・トリウンフォ市のみならず、ニカラグアの首都マナグアも地震の揺れを感じ、コスタリカの首都サンホセ市も揺れを観測した。被災情報はまだ伝えられていない。

ニカラグアのダニエル・オルテガ大統領は全国に緊急事態を宣言した。地震のほかに襲来したハリケーンも東南部の海岸に上陸し、時速175kmの強風をもたらした。豪雨は洪水と土石流を引き起こす恐れがある。

(翻訳編集・文亮)

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