風寒型のかぜに「ニンニク」パワー
病気の回復には、三割が治療、七割が養生に頼ると言われています。ニンニクに含まれるアリシンやアホエンという成分は滋養強壮や疲労回復の作用があり、ウイルスに対する殺菌力と免疫力をアップさせるパワーがあります。かぜやインフルエンザが流行するこの時期、ニンニクを食卓に取り入れてみませんか?
中国明代の医師・李時珍(り・じちん)は、名著の『本草綱目』に「ニンニクには強烈な匂いがあり、臓腑の気を通達させ、寒湿の邪気を取り除き、癰腫(できもの)を消し、腫瘍を溶かす効果がある」と記しています。
漢方医学では、かぜを「風寒」、「風熱」などの証型に分類しています。風寒のかぜはゾクゾクっと寒気がし、水っぽい鼻水、咳、身体痛、微熱、頭痛などの症状を伴いますが、風熱のかぜは発熱、口の渇き、のどの痛み、黄色い痰、目の充血などの症状が見られます。ニンニクは、インフルエンザなどの風寒のかぜや風寒の邪気から誘発された喘息に効果があります。ニンニクの調理法ををいくつかご紹介しましょう。
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