腐敗汚職
遼寧省政府、財政統計ねつ造認める 前省長は失脚の可能性
中国遼寧省の陳求発省長は17日に開かれた同省人民代表大会(議会に相当)会議において、2011年~14年まで同省の財政統計にねつ造があったと初めて公に認めた。同期間に省長を務めた陳政高氏は今後当局から厳しく追及されるとみられる。
国内ニュースサイト「財新網」(17日付)によると、遼寧省が所轄する市と県の11年から14年の財政収入の約20%が水増し分だとした。中では14年一年間の水増し分は23%に達したとという。
陳省長が公に虚偽統計を認めた前、反腐敗キャンペーンを指揮する中国共産党中央紀律検査委員会(中紀委)はこれまで数回同省の経済統計ねつ造を指摘し、昨年8月に遼寧省政府に対して「全面的経済統計ねつ造問題を解決せよ」と指示を出した。
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