イラク軍はモスル西部を攻略中(Photo credit should read ARIS MESSINIS/AFP/Getty Images)

モスルは落城寸前 動揺するイスラム国

イラク軍は米軍を主とする連合軍の支援の下、昨年10月から過激派組織「イスラム国」(IS)の重要拠点のモスル奪還作戦を展開してきた。最新情報によると、イラク軍はすでにモスル中心部の政府庁舎に接近し、近いうちに奪還できる見通しだ。同時に、米国国防総省もシリアのISの拠点であるダッカ奪還作戦を計画している。

米国主導の有志連合軍のスポークスマンは、スカイニュースに対し「モスルのIS戦闘員は降参か死のいずれかを選ばなければならない。決してモスルから逃げることはできない」と話した。

イラク政府軍は2月19日からモスル西部に進撃を開始した。米国とイラク軍関係者によると、IS戦闘員の抵抗はますます激しさを増し、イラクにおける最後の拠点を守ろうとしているという。モスル市東部は年始頃にすでに奪還されている。

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