終焉の共産主義
衝撃の現代史 20世紀で犠牲者最多の殺人とは?
ガンからコレラなどの病気、地震や津波などの自然災害まで、20世紀に多くの人々を死亡させた出来事は何だろうか?
世界で一億人もの命が失われた、共産主義である。大紀元は、共産主義運動の歴史にスポットをあてる。「財産共有」「ユートピア(理想郷)」「一律均等」など、うわべを飾る言葉を掲げるが、この思想は世界で独裁と殺りくの地獄絵図を描いてきた。
共産主義は、他の考えを「殺害」するように否定し、魂や神仏、心など目に見えないものを否定し、共産主義を否定する者を厳しく罰する。
関連記事
【大紀元日本2月16日】中国軍は先日、「体重は階級に影響する」との新規則を発表した。言い換えれば、「太りすぎていたら昇格できない」ということだ。インターネットでは皮肉にも、太り過ぎで有名な毛沢東の孫の
赤い花火、赤いランタン、赤い衣装…現代中国は赤を多用する。旧正月の行事でも赤い龍や獅子舞が世界中で舞った。しかし、中国人は昔から赤を多く使っていたわけではない。1949年以後に中国共産党が「流血の象徴」として、社会を血で染めるように使い始めたのがきっかけであることを知る人は少ない。
米大手総合情報サービス会社、ブルームバーグはある研究を引用しながら、中国政府が世論操作のためにSNSに投稿させている「やらせ書き込み」は、年間で4億8800万件に上ると発表した。
9月9日は毛沢東没後40年にあたる。東京福祉大学国際交流センター長の遠藤誉氏は、全ての中国人に、中国共産党の歴史に隠された真実を知ってほしいと語っている。もし中国人がこの真実を知れば、中国共産党は崩壊するだろうとの同氏の予測は、奇しくも胡耀邦前総書記が生前に示した見方と一致している。
第二次世界大戦の戦勝国となった中国は、日中戦争中に甚大な被害を受けた。72年の価値で換算すると、日本軍が中国を侵攻した14年間に、中国が受けた直接損失が1200億ドルで、間接損失が5000億ドルに上る。72年になると、日本はちょうど高度経済成長期の後期にあり、中国に賠償する経済力があるにも関わらず、なぜ中国共産党が戦争賠償の請求を簡単に放棄したのか?実に日本に対して大きな企みがあった。